史上最悪の空気!?30歳子持ちのシングルマザーが社長たちを怒らせる!?【前編】【引間 晴香】〔25人目〕夜職版就活NEO

史上最悪の空気!?30歳子持ちのシングルマザーが社長たちを怒らせる!?【前編】【引間 晴香】〔25人目〕夜職版就活NEO

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夜職からの転職を目指す人が挑む「夜職版就活NEO」に、社長・小谷弘樹が社長陣の一人として出演した。25人目の求職者は、8歳の娘を育てるシングルマザーの引間晴香。安定した仕事に就きたいという切実な思いを語ったが、社長陣からは厳しい問いが続いた。その前編である。

新しいスタジオ、そして小谷の誕生日

この回から、夜職版就活NEOの収録スタジオはトリアイナの本社に移った。さらに、収録日は小谷の誕生日でもあった。番組の冒頭では、スタジオで祝福の言葉と拍手が送られている。

夜職版就活NEOは、偏見をなくし、夜の仕事から昼の仕事へ移るきっかけをつくることを掲げる番組だ。この日の求職者、引間晴香は営業職を希望して入室した。

誕生日を祝福される小谷

「安定」の意味を問われて

引間は29歳。高校を卒業し、19歳で結婚、20歳で出産した。3年間は専業主婦として子育てに専念したが、23歳のときに元夫の都合で離婚している。現在は8歳の娘と2人で暮らす。今年1月からテレアポの仕事に就いたものの、より安定した環境で長く働きたいと考えるようになり、正社員として働ける仕事を探しているという。周囲からは、教わったことをスポンジのように素直に吸収すると言われるのが強みだ。

最初の質問は、引間の言う「安定」の定義を問うものだった。引間は、自分で働いて生活できるだけの収入を得て、それを10年、20年と続けられる環境だと答えた。続けて娘のことをどう考えているのかを問われると、大学まで卒業させてあげたいと話した。質問した社長は、安定の定義のなかに自分のことしか入っていなかったため、娘のことを尋ねたのだと説明している。引間は、娘と2人で生活していくための土台として、まずはお金の面で苦労させない環境をつくりたいと答え直した。

自己紹介のプレゼンをする引間

成果を出した仕事を辞めた理由

実績のプレゼンでは、テレアポ営業の経験を取り上げた。学んだことをノートにまとめて改善を続け、1日120コール以上を目標に行動量を増やした結果、入社2週間で初めての成約を獲得したという。同期と比べても、アポイント数と成約数でともに高い成果を上げたと話した。

これに対し、社長陣からは疑問の声が上がった。1か月半しか働いておらず、現在は単発のアルバイトや派遣で生活している。安定したいと言いながら、なぜ成果の出ていた仕事を辞めたのか、というのである。

引間によれば、入社後に2か月間まったく給与が出ない状態になることが分かり、生活していくのが厳しいと感じたという。それ以前に勤めていたガールズバーが店の都合で閉店し、急いで次の仕事を探していた時期だった。友人から営業の仕事の魅力を聞き、挑戦してみようと考えたのだという。この働き方の実情が説明されると、社長陣からは、それなら会社を辞めた理由には納得がいくという声も出た。

一方で、営業を志望する理由が友人の話にとどまっていた点は、厳しく指摘された。自分の人生の方向性を決める場面で、友人が客に感謝されていたから自分もやりたい、というのは幼すぎる。親として、どんな姿を子どもに見せたいのかを自分の言葉で語るべきだ、という意見である。「ちょっと生ぬるいよね」という声も上がった。

「人柄伝わってないよ」 厳しさを増した質疑

ビジョンのプレゼンで、引間は会社にとって必要不可欠な存在になりたいと述べ、そのために身につけたい4つの力と具体的な行動を示した。日々の接触数や次回確定数を追いかけて成果を出し続けること、自分の勝ちパターンをテンプレート化してチーム全体の利益に貢献すること、相手の意見を一度受け止めて相談しやすい環境をつくること、そして回答期限を明確にして安心して任せてもらえる対応を徹底すること。これらを実行し、手放せない存在になりたいと語った。

中間評価では、田代隼人社長が期待度70%・360万円と最も高い評価をつけた。小谷は期待度40%・300万円。三浦哲郎会長は35%・300万円で「普通」と評し、野口功司社長は20%で金額はつけなかった。期待度10%・250万円とした社長もいた。引間の希望年収は380万円プラスインセンティブである。

中間評価で期待度40%・300万円を提示する小谷

再びの質疑では、さらに厳しい指摘が続いた。資料に書かれた内容に違和感はないが、言葉が上滑りしており、本当はどんな人で、どれほど本気で仕事をしたいのかが見えてこない。社長陣の一人はそう伝え、あらためて「あなたはどういう人ですか?」と問いかけた。

引間が「良くも悪くも素直な人間」と答えると、社長陣からはさらに厳しい言葉が続いた。シングルで働く苦労は他にも抱えている人がいくらでもいる。給料を払う対象として、何ができるのかを教えてほしい。引間が努力と人柄を挙げると、「人柄伝わってないよ」という言葉が返ってきた。

引間は、同期よりも架電数は少なかったが、契約を決める担当者にだけ話すことで無駄を省き、アポイント数と成約数につなげたと説明した。しかし、比較に使ったデータは同期2人の数字で、比較対象として適切ではないという指摘も受けている。

社長陣から厳しい質問を受ける引間

それでも、社長陣の見方は否定だけではなかった。今できることを掘り下げるより、この求職者をどう育てるかが問われているのではないか、という声も出ている。スキルチャレンジでスキルを示してほしいという期待とともに、前編は幕を閉じる。

中間評価で期待度40%をつけた小谷が、後編でどのような判断を下すのか。続きは後編で確かめてほしい。

番組の全編は、YouTube「就活NEO」から。

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