【壮絶恐怖】いじめ、孤立、自◯、全ての過去を払拭し下剋上を目指す【前編】【青木 陸翔】〔19人目〕下剋上版就活NEO

【壮絶恐怖】いじめ、孤立、自◯、全ての過去を払拭し下剋上を目指す【前編】【青木 陸翔】〔19人目〕下剋上版就活NEO

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下剋上版就活NEOの19人目は、大学を中退し、借金を抱えながら就職を目指す青木陸翔。7つの新ルールが導入された初回の収録で、社長陣は過去と向き合う青木の本音をどう引き出すかを問われた。そして新企画「強制指名ワンオンワン」の最初の挑戦者に選ばれたのが、社長陣の一人として出演した小谷弘樹である。

7つの新ルールで始まった下剋上版

今回の収録は、下剋上版就活NEOの新体制の1回目にあたる。番組の改革プランにもとづき、事前ジャッジシステム、ご意見番システム、シークレット1位システム、求職者不在の裏会議、強制指名ワンオンワン、求職者オークション、30秒告白という7つの新ルールが導入されたのである。ご意見番を務める兼頭社長は、求職者側にも社長側にも視聴者側にも立ち、社長でも求職者でも厳しく詰めていくと宣言した。

最初の新ルールは事前ジャッジだ。求職者が登場する前に、社長陣は事前資料だけを見て採用したいかどうかを判断する。資料には、厳しい判定から中央大学に合格したこと、小学生でいじめを経験したこと、大学時代に燃え尽きて借金を背負い、現在は休学中であることが記されていた。

「したくない」とした社長は2人。そのうちの一人は、休学という形を選んだことに、退路を残したうえで出てきている印象を受けたと理由を説明した。一方で田邉社長は、下剋上版である以上、何らかの大変な事情があることは想像していたとし、資料の情報だけなら採用したいと述べた。

社長陣の前に登場した青木

「自分の過去を払拭するため」の出演

希望職種は営業。青木は神奈川県で暮らし、最終学歴は中央大学中退による高卒だという。中退の手続きは、収録の前日に済ませていた。中学ではサッカー部、高校ではラグビー部に所属し、塾講師やマクドナルドでのアルバイトを経て、現在は箱根そばで働いている。

2本目のプレゼンで、青木は出演の理由を3つ挙げた。大学を中退すること、親に嘘をついてしまったこと、そして借金をしていることである。人間関係から精神的に疲弊し、自ら大学に通うのをやめた。その後の約1年間、親には通っていると偽り続けたが、成績表が届いて嘘が明らかになる。家族会議の末、休学するなら費用は自分で払うよう求められ、手持ちのお金がなかった青木は借金をして支払ったという。「全部自分で招いたこと」だからこそ、自分で払拭するために出演したと語った。

人間関係で何があったのか。社長陣に問われた青木は、友人との関係と母親との関係を挙げた。大学では、得意な科目で友人の質問に誠実に答えていたつもりだった。ところが自分が苦手な科目で質問したとき、ぼかした答えしか返ってこないと感じ、利用されているのではないかと思い詰めてしまった。ただし現在は、当時きちんとコミュニケーションを取らなかった自分にも原因があったと受け止めているという。

母親については、高校生の頃に死にたいと思った時期があり、その気持ちを打ち明けたときの返答が、当時の自分が欲しかった言葉ではなかったと明かした。それ以来、母親の一挙手一投足に敏感になり、期待に応えなければと思うようになったという。幼少期には、しつけの場面で手を上げられたこともあったと話した。

出演の理由を語る青木

社長陣が探った青木の「本音」

こうした話に対し、社長陣の受け止め方は分かれた。社長陣の一人は、母親の返答も大学での出来事も誰もが経験しうることであり、受け止め方が「妄想寄り」ではないかと厳しく指摘した。これに対しては、息子からそう打ち明けられた母親がとっさに論理的な返答をするのは難しいとしつつも、本人がその言葉で受け止めてもらえなかったという事実は残る、という声も上がる。さらに別の社長は、知能の高い子どもほど、自分のなかで答えが分かっている質問をしてしまうことがあると述べ、妄想というより感覚の違いではないかと語った。

受け止め方が変わったきっかけを問われると、青木はマクドナルドでの経験を挙げた。勤め先の店舗には親切な人が多かった。何も返せない自分になぜ親切にしてくれるのかを考えたとき、見返りを求めているわけではないと気づき、その姿を「いいな」と思えたという。それならば自分が変わっていくしかないと考えたと話す。こうした受け答えについて、司会は「全然ずれてない」と評価した。

3本目のプレゼンで青木が語ったビジョンは、「こんな僕でも就職ができた」という可能性を示せる人材になることだ。高卒と大卒の学歴差に強い不安を感じ、復学も考えた。それでも出演にあたって社長陣の会社を調べるうちに、自分にも入社できる可能性があると希望を見いだした。採用されたら、事業や経営にも関わりながら、自分のような人にチャンスを与えられる存在になりたいという。

ここで行われた中間評価で、小谷は「なんとかしたい度」70%、年収300万円プラスアルファとした。田邉社長は85%、350万円。他の社長は60〜65%、300万円と続き、ご意見番の兼頭社長は100%、350万円を付けた。青木の希望年収は360万円とインセンティブである。

中間評価で「なんとかしたい度」を示す社長陣

その後の質疑では、さらに青木の内面に踏み込む問いが続いた。社長陣からは、感情を抑えられることは営業としての強みだという声がある一方、情熱が感じられず、一つ殻を破らなければ何も成し遂げられないのではという指摘もあった。青木は、これまで多くの人に支えられてきたので、今度は自分が支える側に回りたいと答えた。青木が自分を「私みたいなもん」と表現していることに触れ、心のなかにあるものを引き出すことこそ社長陣の役割だと呼びかける声も上がった。

親との関係について、青木は一度距離を置き、半年に1回ほど会って近況を伝えるくらいの関係が互いにとってよいのではないかと話した。これに対し社長陣からは、家族を思いながらも自分に無理のない距離を取るのは最善の判断だという声が上がった。

求職者不在の会議、そして小谷が指名された

青木が退出したあとには、新ルールの「求職者不在の裏会議」が開かれた。社長陣からは、青木のような人は多いという声や、勝負の環境に置くか、意見が承認される前向きな文化の会社に置くか、2つの方向が考えられるという意見が出た。その一方で、営業では最初は断られる回数の方が多いため、そこで折れてしまわないかという懸念も示された。

続くスキルチャレンジは、新企画の「強制指名ワンオンワン」である。司会が指名した社長が青木と1対1で5分間の面談を行い、プレゼンでは見えなかった魅力を引き出す。これまでは求職者が試されるスキルチャレンジだったが、今回は社長の側が試されることになる。面談中、他の社長はLINEグループで忖度のない意見を交わし、終了後には青木の印象がどれだけ変わったかを採用バロメーターで評価する。

記念すべき1回目の挑戦者として名前を呼ばれたのは、小谷だった。指名を受けた小谷は「なんかそんな気はしてました」と応じた。小谷が5分間で青木のどんな一面を引き出すのか。その結果は後編で明らかになる。

強制指名ワンオンワンの相手に小谷が指名される場面

番組の全編は、YouTube「就活NEO」から。

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