「海外で働きたい」という求職者の言葉に社長達が現実を突きつける!! 【羽田 愛奈】〔240人目〕就活NEO

「海外で働きたい」という求職者の言葉に社長達が現実を突きつける!! 【羽田 愛奈】〔240人目〕就活NEO

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YouTubeの就活番組「就活NEO」の240人目の求職者は、海外で働くことを目指す羽田愛奈だ。つらい過去を乗り越え、自力で留学を実現してきた彼女に、社長陣は海外で働くことの現実を突きつけた。社長陣の一人として出演した小谷弘樹は、条件付きの採用として、リモートで海外に住みながら働くという道を示した。

「変わっている」と言われてきた理由

羽田は三重県出身で、現在は愛知県に住んでいる。希望職種は営業だ。最初のプレゼンでは、小学生の頃にハウジングセンターへ毎日通い、受付の女性とのおしゃべりを楽しみにしていたことや、約13年前から韓国ドラマに親しんできたことを紹介し、新しいものが好きで、小さい頃から少し一風変わった子だったと語った。

ただ、社長陣からは、このエピソードで何を伝えたかったのかが分からないという指摘が出た。羽田によれば、この話は自身の生い立ちへとつながる伏線だという。

2つ目のプレゼンで、羽田は高校時代にひどいいじめを受け、死がよぎるほどつらい思いをしたことを打ち明けた。そのうえで強みとして、好奇心旺盛であること、精神的なタフさ、そして自立心の三つを挙げる。いじめを受けながらも、こんなものに負けてたまるかと、3年間ほぼ無遅刻無欠席で通い続けた。大学では、家計の事情から交換留学を諦めるよう言われても、自分の資金で行ける留学を探し、2か月かけて父を説得した。オペア留学という形でアメリカに1年4か月、さらに中国にも100日間滞在している。

番組側からは、自分が変わっているという自覚が本人にはないという補足もあった。抑圧された環境で叶わなかったことが、いまになって一気にできるようになった。その行動力が、周りには変わって見えるのだという。

セカンドプレゼンで自身の生い立ちを語る羽田

中間評価、小谷は期待度55%

3つ目のプレゼンで羽田は、自立した女性リーダーとして貢献したいと語った。環境や他人に人生を左右されたくないという反骨心が、行動力の源だという。約700万円の奨学金を20代で返済し、ゆくゆくは年収1000万円、女性管理職として会社に貢献したいと続けた。

中間評価で、1枠の小谷は期待度55%、年収360万円プラスアルファとした。留学を実現した点は認めつつも、「他の学生と違うところがあんまり見えてこない」というのが正直なところだと述べた。三島社長は期待度70%で年収450万円、葛川社長は期待度80%で380万円、城之内社長は期待度70%で360万円をつけた。羽田の希望年収は450万円プラスインセンティブで、本音では500万円欲しいと明かした。

この場面で番組側から、ビジョンには当初「バリキャリになる」と書かれていたことが明かされた。本来のビジョンを言うよう促された羽田は、「グローバルで活躍したい」と本来の希望を口にした。

中間評価で期待度55%を示す小谷

0対5の敗戦と、突きつけられた「ギャップ」

スキルチャレンジのお題は「業務用冷凍庫」だった。営業相手には葛川社長が選ばれ、プロ役はグローバルパートナーズのレオが務めた。羽田は、葛川社長の過去の仕事に触れて腰の負担を切り口に提案したが、プロ役は社内に格安のコンビニをつくるという切り口から冷凍庫を売り込んだ。結果は0票対5票で、プロの勝利となった。

フィードバックでは、声が小さく元気が感じられなかったこと、相手の現在の事業を踏まえた準備の甘さが指摘された。ある社長は、ロープレ前に小谷が「リーダー像とは何か」を問いかけた際、明確な答えが出てこなかったことに触れ、相手にどのような利益を与えたいのかが定まっていないと述べた。別の社長からは、強みとするコミュニケーション能力がプレゼンからは伝わっておらず、「自分から見た自分と他人から見た自分にギャップがある」という指摘もあった。

ジャッジメントタイムで羽田は、海外で働きたいという希望と事業の方向性が異なるとして、葛川社長を首にした。最後の質疑応答では、TOEICは610点であること、海外で予想もしない出来事が起きる環境に身を置きたいことを語った。社長陣からは、海外で働く外国人には現地の人を上回る専門性が求められ、営業ができるだけではビザも通らないという現実が示された。

プロ役に敗れ、フィードバックを受ける羽田

小谷が示した「リモートで海外へ」という道

最終ジャッジで、小谷は65点、採用しないとした。営業については先のフィードバックのとおりだとしたうえで、「人間性と将来性はすごくあると思います」と評価する。海外留学について小谷は、自分はしたいと思わなかったし、行けるとなっても怖いかもしれないと述べ、その行動力を高く買った。ただ、希望年収と現在の能力との間には大きなギャップがあり、今の条件のままで採用するのは難しいというのが結論だった。

そのうえで小谷は、条件付きでの採用を提示した。年収は360万円スタートにインセンティブを加える。会社が求める水準をクリアするまでは出社してもらい、クリアした後はリモートワークで働くことも可能だという。小谷は、自社の仕事はどこにいてもできるため、リモートで海外に住んで働くことは自社でも叶えられると説明した。今すぐ英語を使ってビジネスをする環境は用意できないが、海外にいながら働ける環境は用意できる。過去の経験から、頑張れる人だということは分かっていると伝えた。

ほかの社長では、三島社長が70点、城之内社長が60点でいずれも採用を見送った。井坂社長は60点としつつ条件付きの採用を示した。年収360万円で採用し、日本で仕事を覚えた後に海外転勤となれば、海外手当90万円を加えて最低450万円にするという条件を示した。

2社から条件付きの採用を得た羽田が選んだのは、井坂社長だった。まず日本で実績を磨き、その後に挑戦できる環境を用意してもらえる点に魅力を感じたという。小谷の会社が選ばれることはなかった。それでも、本人の希望を否定せずに現実的な働き方を示した提案は、この回の議論にもう一つの選択肢を加えるものだった。

条件付き採用の内容を説明する小谷

番組の全編は、YouTube「就活NEO」から。

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