あの令和の虎のアナウンサーがついに参戦!?親のお金で奢りまくる求職者だが社長たちが可愛がる理由とは!【猪飼 陽大】〔218人目〕就活NEO

あの令和の虎のアナウンサーがついに参戦!?親のお金で奢りまくる求職者だが社長たちが可愛がる理由とは!【猪飼 陽大】〔218人目〕就活NEO

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就活NEOの218人目は、金沢大学の猪飼陽大さん。親の支援に頼ってきた学生生活を自ら振り返りながら、営業ロープレでは5対0の完勝を収めた。株式会社Unlimited Glowthの社長・小谷弘樹も社長陣の一人として出演したこの回の最終ジャッジでは、残った社長全員から採用の提示が出た。

「真面目」に見られる学生が選んだ1枚

猪飼さんは横浜出身で、現在は金沢大学に通う。希望職は営業である。自己紹介では、自身を周囲の変化や困りごとに気づき、サポートに回ることが多い性格だと説明し、強みとして新しい環境への適応力と負けず嫌いな面を挙げた。

社長陣がまず反応したのは、プレゼン資料の1枚目に置かれた写真だった。真面目でふざけなさそうだと言われることが多いため、そうではない一面を見せたかったという。営業は堅いだけよりも多少のユーモアがあったほうがよいと考え、自身の体型を自虐的に表した写真を選んだと明かした。社長陣からは、出てきた瞬間に「いいやつってなっちゃった」という声も上がった。

実績としては、8歳から続けた剣道で、中学では区大会優勝、高校では部内初となる県大会ベスト16に進んだ。伸び悩んだ時期には動画で自分の癖を洗い出し、練習ごとに一つの課題を決めて乗り越えたという。大学では居酒屋のバイトリーダーを務め、スタッフ一人ひとりへの丁寧なヒアリングでチームの温度差を埋めようとした。

半年間のカナダ留学で得たのは、価値観の変化である。周りを優先して言いたいことを言えなかった自分が、意思を伝えなければないものとされる文化の中で、発言できるようになった。帰国後は、アルバイト先でも頼みたいことを角を立てずに伝えられるようになったと語った。

親の支援に頼った過去と向き合う

将来のビジョンとして猪飼さんが掲げたのは、「自分の選択と結果に誇りを持てる人生」である。これまでの進学や留学では家族に支えられ、特に金銭面では頼りきりだった。だからこそ、支えてもらう側から、自分で価値を生み出して支える側に変わりたいという。具体的には、2年以内に再現性のある成果を出せる状態をつくり、3年目以降はチームリーダーとしてマネジメントに関わる。5年目以降は、言語や文化の異なる環境でも成果を出したいと述べた。

中間評価では、岡田社長が90%・400万円、石渡社長が60%・300万円プラスインセンティブ、古德社長が75%・400万円、城之内社長が80%・500万円を提示した。小谷は75%・年収360万円である。猪飼さんの希望年収は360万円プラスインセンティブだった。

社長陣が掘り下げたのは、ビジョンの背景にある経験である。猪飼さんは、自立したいと考えて地元を離れたものの、初めての一人暮らしで浮かれてお金を使い、月10万円の仕送りに加えて留学の費用も親に出してもらったと明かした。最近では単独の車の事故を起こし、その費用や新しい車も親が負担したという。人に奢るなど、親のお金を自分のお金のように使っていた時期もあった。旅行が続いた時期には出費が最大で30万円になり、そのうち約22万円は親から出ていたと話した。

これに対し、社長陣からは「可愛いもんね。なんかあげたくなるもんね」という声が上がり、両親の気持ちが分かるという同意も続いた。

中間評価のボードを示す社長陣

相手を調べ尽くして挑んだロープレ

スキルチャレンジのお題は出張マッサージである。毎週月曜日に3時間、5人のマッサージ師が会社を訪れ、1日に最大25人まで施術できる。料金は月額100万円だ。対戦相手の営業のプロ役は、FELICE株式会社の前田恒太さん。前田さんは制限時間を3分間に縮めて臨んだ。客役には、猪飼さんの指名で岡田社長が座った。

先攻の前田さんは、休み明けの月曜日に休憩を挟むことで、頑張るきっかけをつくれると提案した。これに対して岡田社長は、休み明けの気分を引きずるような社員は自社にはいないと返し、社員100人に対して月1回しか施術が回らない点も指摘した。

後攻の猪飼さんは、「人間メンテ」という会社名を名乗って切り出した。岡田社長がSNSで発信していた、社員向けのメンターやキャリアアドバイザーのような人材を置きたいという投稿を引き、体だけでなくメンタルもケアする出張マッサージだと提案した。岡田社長は「これはいいとこ刺してきたね」と応じ、癒やしの最中には本音が出るため、そこに差し込むのは正しいと評価した。岡田社長の周囲でマッサージ好きとして知られる人物の名前を挙げるなど、相手の情報を細かく拾う姿勢も目立った。

結果は5対0で猪飼さんの勝利である。岡田社長は、ちょうど考えていたことに綺麗に刺さったと評価し、相手の情報を集めて使える準備の確かさと愛嬌を称えた。一方で城之内社長は、18秒ほど時間が残っていたのに、あえてクロージングに行かなかった点を指摘した。相手が買う気になっているときに押し切れないのは、営業では致命的になりうるという。人が良すぎるゆえの課題だという見方である。

ロープレの後には、番組司会の話し方を指導するため、令和の虎でも知られるアナウンサーが登場する場面もあった。

岡田社長にメンタルケアの視点で提案する猪飼さん

小谷の首と、全社長からの採用提示

求職者ジャッジメントタイムで、猪飼さんが首にする社長として選んだのは小谷だった。理由として、最初のプレゼンの際に他の社長とはより目が合い、コミュニケーションが取れたと感じたこと、そして白いスーツの小谷が最も地味に見えたことを挙げた。社長陣からは、誰かに言わされているのではないかと冗談交じりの声も上がり、小谷はここで退席となった。

その後の質疑では、ビジョンに書かれた年収1000万円の理由が問われた。猪飼さんは、共働きの両親がともにそれ以上を稼いでいると思われるため、それを超えたいと答えた。社長陣からは、奢ってしまう今の感覚のままでは社会人になってから苦しくなる、もっとスピード感を持って成長を考えるべきだという指摘が相次いだ。何のために働くのかと問われた猪飼さんは、「余裕を持つため」と答えている。

最終ジャッジでは、残る4人の社長全員が採用を出した。岡田社長は90点・400万円プラスインセンティブ。大切なのは真面目かどうかだとしたうえで、お金の使い方を踏まえてあえて高くは出さず、年収は入社後に勝ち取ってほしいと伝えた。石渡社長は「初めてつけました」という100点をつけ、400万円プラスインセンティブを提示した。自社のビジョンと猪飼さんの掲げる人生像が似ていること、笑顔を大切にしてきた自身と重なることを理由に挙げた。古德社長は85点・500万円プラスインセンティブで、福祉や医療、介護の人材領域を任せたいとした。つい奢ってしまう気質についても、人間性としての才能だと受け止めた。

城之内社長は90点・500万円プラスインセンティブで、新たに立ち上げるフィンテック事業部への採用を提示した。海外での展開も控えており、準備して相手に刺しにいける頭の回転の速さを、金融の領域で生かしてほしいという。

猪飼さんが選んだのは城之内社長だった。異なる言語や文化の中でも実力を発揮したいという自身のビジョンに「ドンピシャ」だったことが決め手だという。小谷はこの回、最後の判断の場にはいなかった。それでも中間評価で示した75%という評価を含め、社長陣の一人として猪飼さんの可能性を見極める側にいたことは確かである。

求職者ジャッジメントタイムで小谷を指名する猪飼さん
城之内社長と握手を交わす猪飼さん

番組の全編は、YouTube「就活NEO」から。

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