偉大な父を持つ男の挑戦。その覚悟は本物か?社長陣が本気で斬る【植田 寛斗】〔199人目〕就活NEO

偉大な父を持つ男の挑戦。その覚悟は本物か?社長陣が本気で斬る【植田 寛斗】〔199人目〕就活NEO

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YouTubeの就活番組「就活NEO」に、社長・小谷弘樹が社長陣の一人として出演した。199人目の求職者は、「父を超える男になる」を目標に掲げる大学生の植田寛斗。営業ロープレではプロに大差で敗れたものの、最終ジャッジでは小谷を含む4社が採用を出した。

「父を超える男になる」という目標

植田は営業職を希望して番組に臨んだ。現在は就活生に電話をかけてエージェントとつなぐ長期インターンに参加し、テレアポを担当している。入社して3か月ほどで、水曜と日曜にそれぞれ10時間入り、1日に300件ほど電話をかけるという。社長陣から、基本的には電話がつながらないということかと確認されると、植田はそれを認めた。個人目標は先月達成したと話している。

実績のプレゼンでは、中高一貫校で5年間続けたテニス部の経験を語った。都大会出場を目標に掲げ、高校最後の大会で出場を果たした。地道に努力を重ねれば目標に届くことを、この経験から学んだという。

ビジョンとして掲げたのが「父を超える男になる」ことだ。植田の父は売上200億円以上のベンチャー企業で取締役を務めており、家では「いい意味でも悪い意味でも」煽られているという。尊敬する父の期待に応えるためにも、スピード感を持ってキャリアを積みたいと語った。

社長陣から、具体的に何で父を超えたいのかと問われると、植田は年収で勝ちたいと答えた。会社員では年収で勝つのは難しいのではないかという指摘に対しては、最終的には入社した企業の子会社の社長などを務め、父を超えたいと説明している。父親として尊敬する点を尋ねられると、自身がやんちゃをしていた時期にも、ただ怒るだけでなく、どう気をつけるべきかまで伝えてくれた父の姿を挙げ、「本当にかっこいい」と話した。

中間評価で示された期待と注文

中間評価で最も高い期待度をつけたのは田代隼人社長で、80%・360万円。小谷は期待度70%・300万円と、社長陣のなかで最も低い金額を提示した。早川由紀夫社長は65%・380万円、水澤堅一郎社長は65%・320万円プラスインセンティブ、吉田啓介社長は55%・380万円である。これに対し、植田の希望年収は400万円プラスインセンティブだった。

社長陣の一人は、400万円でもよいと考えながら380万円にとどめた理由として、普段はもっと表情が明るいはずだと指摘した。だからこそ、後半のロープレでは「もっと声を大きくしてほしい」と注文をつけている。

中間評価で期待度70%・300万円を提示する小谷

プロとの営業ロープレで突きつけられた差

スキルチャレンジのお題はシェアオフィスである。対戦相手は、第4回ロープレサバイバルの視聴者投票で3位となった神尾有哉。営業相手には、植田の指名で早川社長が選ばれた。

先攻の神尾は、早川社長の会社が全国にフランチャイズ店舗を展開していることに触れ、災害や停電などで本部が機能しなくなるリスクに備えられるという切り口で提案した。後攻の植田は、エリアマネージャーの出張に着目し、出張先のカフェやホテルのWi-Fiを使うことによる情報漏えいのリスクや、駐車場の無料開放といった利点を挙げた。早川社長は、都市部ではすでにシェアオフィスを借りているが、地方に拠点がないのが不便だと応じ、利用形態によっては検討の価値があると話している。

結果はプロが4.5票、植田が0.5票で、プロの勝利となった。社長陣からは、上手に話そうとするあまり目線が泳いでいた点や、言葉遣いが指摘された。一方で、冒頭のアイスブレイクはうまかったという声もあった。経験のある先輩に技術で勝つのは難しいからこそ、若手が勝負できるのは熱量やフレッシュさだという助言も出ている。

票を半分に割った社長もいた。プロの説明した料金体系が前提条件と食い違っており、植田もそれに乗ってしまったというのがその理由だ。神尾は「確かに僕のミストークでした」と認めた。

シェアオフィスの営業ロープレに挑む植田

小谷が重視した「人間性」、4社が採用へ

ジャッジメントタイムで、植田は田代社長を首にした。話し合いのなかで一度も質問がなかったため、「自分にこう興味がないのかな」と感じたという。田代社長は、興味がないわけではなく、元気がなかったからだと明かしている。

最後の質疑で、人生をかけて成し遂げたいことを問われた植田は、家族を持って幸せに暮らしたいと答えた。50代になっても仲の良い両親の姿を見てきたことが理由だという。社長陣からは「会社もうまくいって家庭もうまくいってる経営者ってかっこいいっすね」という声が上がった。父を超える時期については、当初30代と答えたが、目標は前倒しで決めたほうがいいという助言を受け、28歳と言い直した。

最終ジャッジで最初に指名されたのは小谷である。70点で採用。営業のスキルは、これから覚えていけばよいと小谷は言う。そのうえで「やっぱりうちで1番大事にしてるのは人間性ってところで」と語り、元気さや若さゆえの力を会社として求めていると説明した。「今の感じでもう常に続けてくれたらもう伸ばせる自信はある」とも伝えている。

最終ジャッジで採用を伝える小谷

続く早川社長は80点で採用とし、育ちの良さを評価した。あわせて、植田と父親を交えてゴルフに行こうと提案し、「父を超える」という表現が妥当かどうかを父親とも話したいと述べた。息子が自分を超えたと感じるのは父親の側であり、ライバル視するような次元の話ではないのではないか、というのが早川社長の考えだ。水澤社長は350万円プラスインセンティブで採用とし、ポテンシャルを理由に挙げた。吉田社長は75点で採用とし、最後の社長陣への一言で採用を決めたと話した。

田代社長を除く4社すべてが採用を出すなか、植田が選んだのは早川社長の会社だった。人として尊敬できる姿が見えたこと、そしてゴルフを一緒にしたいという思いが決め手だったという。植田は、来る前はめった打ちにされる不安もあったが、全力を出し切れたと振り返った。

働きたい会社として早川社長を選ぶ植田

営業の技術ではプロに及ばなかった。それでも、最終ジャッジでは社長陣の多くが人柄やポテンシャルに目を向けた。なかでも小谷は、スキルよりも人間性を重視する自社の採用基準をはっきりと示した。

番組の全編は、YouTube「就活NEO」から。

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